Fu-geの継ぎ目が目立ちにくい理由は「四方合いじゃくり」にあります。板の端を重ねる仕組みと、シーリングが減っても点検は必要な理由、採用前の確認点を解説します。
板と板の間が、外壁の印象を左右する
外壁は複数の板を張り合わせて大きな面をつくります。Fu-geでは、左右の接合部にシーリング目地が入らない点が特徴として紹介されています。柄に合った継ぎ目にすることで、壁面にまとまりを持たせる考え方です。
継ぎ目が完全になくなるのではなく、目立ちにくくする仕組みです。建物全体の色や輪郭に加え、近くで見た模様と継ぎ目も確認しましょう。
四方合いじゃくりの構造とは
合いじゃくりは、二枚の板の端を厚みの半分ずつ削ったような形にして、段同士を重ねる接合方法です。重ねる部分を「実」と呼びます。一般的な上下の実に加え、四方合いじゃくりでは上下左右に重ねる部分を設けます。
この形状でシーリング目地を大幅に減らし、自然な仕上がりを目指します。現場で自由に削ればよいという意味ではなく、製品の加工形状に合わせた指定部材と施工方法が前提です。
シーリングが完全になくなるわけではない
板間の目地が減ることと、建物全体からシーリングがなくなることは違います。窓・ドアの周囲や、別の部材との取り合いは、それぞれの納まりを確認します。
目地が少なくても、点検や補修が一切不要になるわけではありません。外壁の汚れや傷み、接合部の状態を確認しながら維持します。見積もり時に、シーリングの施工箇所と将来の点検についても説明を受けましょう。
柄・品番・施工条件を確認する
Fu-geには複数の柄や仕様があります。一つの施工写真だけで、どの品番も同じ仕上がりになると判断しないようにします。動画の写真は同じ建物を異なる方向から見たメーカー公式施工例で、当社の施工写真ではありません。
色は実物サンプルで比較し、表面仕様・付属部材・保証条件も確認します。リフォームでは既存壁や下地、窓まわりを調べ、足場・撤去・補修・取り合いまで含めて工事を比較してください。
出典:マックスリフォームチャンネル「Fu-geとは?四方合いじゃくりで継ぎ目を目立ちにくくする外壁材」。動画の解説をもとに、読みやすい文章に整理しています。