Q1. 見積もりは何社から取るのがベストですか?
A. 最低でも2〜3社から取ることをおすすめします。1社では比較対象がなく、4社以上になると情報の整理が難しくなりすぎるため、3社程度が最も適正価格と業者を判断しやすいです。
Q2. 相見積もりを取っていることを業者に伝えるべきですか?
A. 伝えて問題ありません。むしろ、正直に伝えることで、業者側も競争意識を持ち、より適正な価格や提案を出してくる可能性が高まります。
Q3. 「火災保険で無料修理」を勧めてくる業者は信用できますか?
A. 火災保険の利用自体は問題ありませんが、「無料で直せる」と断定したり、契約を急がせたりする業者は要注意です。保険金詐欺のトラブルに巻き込まれるリスクがあるため、保険申請はご自身で主導し、専門家のアドバイスを受けましょう。
Q4. 訪問販売で「今すぐ契約しないと手遅れ」と言われたら?
A. 「今すぐ」の契約は避けましょう。本当に緊急性の高い工事であれば、その場で契約しなくても対応できます。強引な契約を迫る業者は、契約を急いで冷静な判断をさせないようにしている可能性が高いです。
Q5. 屋根工事に関する資格にはどのようなものがありますか?
A. 主な国家資格として「一級・二級かわらぶき技能士」や「建築板金技能士」などがあります。これらの資格を持つ職人が在籍しているかを確認しましょう。
Q6. 契約後のキャンセル(クーリングオフ)は可能ですか?
A. 訪問販売や電話勧誘など特定の方法で契約した場合、契約書を受け取ってから8日間以内であれば、書面でクーリングオフ(無条件解約)が可能です。一般的に店舗や事務所での契約には適用されないため、契約前に確認が必要です。
Q7. 見積もりが極端に安い業者は危険ですか?
A. 危険な場合があります。極端に安い見積もりは、材料費を極端に抑えている、手抜き工事をする、または工事完了後に高額な追加費用を請求するなどのトラブルにつながる可能性があります。価格の安さだけで判断せず、内容をしっかり比較しましょう。
Q8. 保証内容はどんな点を確認すればよいですか?
A. 「保証期間(何年か)」「保証の対象(雨漏りのみか、材料の不具合も含むか)」「保証会社の有無」を確認しましょう。自社保証だけでなく、第三者機関の保証があるとより安心です。
Q9. 担当者の相性が悪い場合、どうすればいいですか?
A. 契約前に変更を申し出るか、別の業者を選ぶべきです。屋根工事は長期間にわたるやり取りが必要になるため、担当者とのコミュニケーションがスムーズに取れないと、工事内容の伝達ミスやトラブルの原因になります。
Q10. 工事中に内容の変更を求められたら?
A. 必ず書面で追加工事の内容、理由、費用、工期への影響を確認し、納得してからサインしましょう。口頭での変更や、曖昧な「一式」の追加請求は拒否して問題ありません。