モニエル瓦の特徴と、塗装・部分補修・葺き替えを検討する際の注意点を紹介する動画です。表面のスラリー層と、補修用瓦の入手性が大きな確認事項になります。
モニエル瓦は、乾式コンクリート瓦の一種
動画ではセメントと骨材などからつくる瓦として紹介し、粘土を焼く陶器瓦とは異なることを説明しています。表面の着色スラリー層と保護塗膜が特徴です。
外観が似ていても塗装の下地処理が異なるため、工事前に屋根材を特定することが大切です。
意匠や重さを含めて特徴を考える
色や形の意匠性を利点として挙げる一方、重量があることを注意点として説明しています。ただし、瓦の種類だけで建物全体の耐震性を断定することはできません。
動画には断熱・遮熱・防音の利点もありますが、室内の快適さは屋根全体の構成に左右されます。スラリー層だけで強風への固定や断熱性能を確保するわけではありません。
塗装では、弱くなった表面層の処理が重要
表面の色あせやこけなどを点検し、再塗装の際はスラリー層への対応が必要と説明しています。弱くなった層を残すと、新しい塗膜の密着へ影響する場合があります。
どこまで除去するか、どの下塗りを使うかは、採用する塗料の仕様と現物の状態で判断します。一般的な瓦と同じ工程でよいとは限りません。
塗装費用は、足場や下地処理も含めて確認
動画では10~15年程度の塗装検討の目安、1平方メートル当たり3,000~5,000円程度の費用例を挙げています。現在の共通料金や、すべての屋根の塗り替え期限ではありません。
足場などが別になること、表面処理で手間が増える場合があることにも触れています。総額と工程を確認してください。
部分補修用の瓦が手に入りにくい
動画では生産されていないため同じ瓦を探しにくく、当社でも再利用用の在庫が少なくなっていると話しています。交換可能な材料があるかを先に確認します。
前半には葺き替えが必要という説明がありますが、最後には部分的な補修案も紹介しています。1枚の破損だけで、必ず全面葺き替えになるという意味ではありません。
局所補修と葺き替えの範囲を比較
状態によって、材料の加工や板金を用いた処置を検討することがあると説明しています。ただし、すべての形や傷みに適用できる方法ではありません。
葺き替えの動画内の単価例も、撤去や下地の条件で変わります。応急処置か長期使用を目指す修理か、見た目と保証をどう扱うかまで相談しましょう。
出典:マックスリフォームチャンネル「モニエル瓦のメリット・デメリットを知っておこう!」。動画の解説をもとに、読みやすい文章に整理しています。