スーパートライ110タイプIの特徴を、マックスリフォームの動画に沿って解説します。見た目や素材の構造だけでなく、施工条件、点検、見積もりで確かめたい点まで、文章で順番に確認できます。製品仕様や保証については動画で紹介した内容のため、工事の際は最新資料で確認してください。
陶器の平板瓦の質感
すっきりした平板瓦ですがほどよい厚みがあり屋根に立体感を添える製品です。塗料で表面を仕上げる屋根材と何が違うのでしょうか。公式写真を見ながら陶器の仕上げと選ぶときの確認点をお話しします。
1130度で焼き上げる釉薬の仕上げ
大きな特徴は粘土からつくる陶器瓦であることです。形をつくった瓦に釉薬をかけ1130度の高温で焼き上げます。表面にはガラス質の層ができ色と質感が生まれます。仕上げの仕組みは表面に塗料を塗る方法と異なります。写真では屋根の段差や光が当たったときの陰影にも注目してみてください。
色と外壁の組み合わせ
公式写真にはマットグリーン、アンティックブラウンS、スノーホワイト、銀鱗などが掲載されています。同じタイプIでも外壁との組み合わせによって住まいの印象が変わります。白い屋根は軽やかに濃い色は輪郭が引き締まって見えますね画面の色は実物と違う場合があるのでサンプルでも確認しましょう。
塗り替え不要と点検不要は別
メーカーは陶器瓦について塗り替えが不要と案内しています。これは焼き上げた表面の特徴です。ただし屋根全体をずっと確認しなくてよいという意味ではありません。瓦の割れやずれ固定部分や下葺材の状態は別に考える必要があります。動画内の写真はメーカーの公式写真で当社の施工実績を示すものではありません。
ハイパーアームとアンダーロック
タイプIには瓦同士をかみ合わせる構造があります。下側の瓦のハイパーアームが上側の瓦のアンダーロックを捉え風による浮き上がりを抑える仕組みです。こうした形状に加えて指定された方法で固定することが大切になります。メーカーの試験結果はどんな台風や地震でも被害が出ないという約束ではありません。
重量・勾配・流れの長さの条件
公式仕様の重量は1枚あたり3.6キログラム、1平方メートルあたり43.2キログラムです。薄い金属屋根と同じ感覚で重量を考えないようにしましょう。また標準施工には屋根の傾きと流れの長さの条件があります。たとえば4寸勾配では流れの長さ8メートルまでが標準の目安として示されています。
葺き替え前に下地と工事全体を確認する
葺き替えを考える場合は既存屋根の種類や下地の状態、建物全体の条件を調べます。屋根材を選ぶだけでなく防水紙や棟の納まり軒先と端部の仕上げも確認しましょう。見積もりでは足場や撤去下地補修なども含めて比較します。陶器の表面を保つことと屋根全体を健全に使うことを分けて考えると整理しやすくなります。スーパートライ110タイプIは焼き物ならではの質感と平板の整ったラインを備えた瓦です。
色や立体感に加えて重量と施工条件を確認し住まいに合うか判断しましょう。瓦の塗装が必要なのか葺き替えを考えるべきなのか迷ったときも現地の確認が出発点です。屋根のご相談はマックスリフォームへ。
出典:マックスリフォームチャンネル「スーパートライ110タイプIとは?塗装仕上げとは違う陶器の平板瓦を解説」。動画の解説をもとに、読みやすい文章に整理しています。