パーフェクトトップSiの「ラジカル制御」とは何を抑える仕組みなのでしょうか。酸化チタンと光安定剤の役割、下塗り材の重要性、つや・遮熱仕様を選ぶ際の確認点を解説します。
酸化チタンと光安定剤によるラジカル制御
塗料には、色や隠ぺい性を持たせるための顔料が使われます。白色顔料の酸化チタンに紫外線が当たると、塗膜の劣化に関わるラジカルが発生することがあります。動画では、高耐候酸化チタンと光安定剤を組み合わせ、その影響を抑える仕組みを紹介しています。
高耐候酸化チタンで影響を抑え、光安定剤で発生したラジカルを捕まえる、という二つの働きがポイントです。劣化対策があっても永久に傷まないわけではなく、日射・雨・下地・施工条件も実際の状態に関係します。
上塗りだけでなく、下塗りを含めて比較する
パーフェクトトップSiは、日本ペイントの水性一液型の外壁用上塗り塗料です。動画に登場するパーフェクトサーフやパーフェクトフィラーは、上塗り材そのものではなく、組み合わせる下塗り材です。
外壁塗装は、色の見える上塗りだけでは成り立ちません。下地の種類や状態に応じて適した下塗りを選び、指定の工程を守ります。同じ上塗り材を使う見積もりでも、下塗りや補修が同じ内容か確認してください。
ひびや浮きは、上塗り材だけで直そうとしない
モルタルなどの塗り替えでも、下地や仕上げに合わせて塗装仕様を検討します。ひび割れや浮きといった傷みを、上塗り塗料だけで解消できると考えないことが大切です。必要な補修を先に整理し、塗装できる状態に整えます。
動画の製品容器やイメージ写真はメーカー公式資料に掲載されたものです。当社の施工実績を紹介する写真ではありません。
つやと遮熱機能は、採用する仕様で確認する
動画では、つや有り以外のつやを抑えた仕様、防藻・防かび・汚れへの配慮も紹介しています。色やつやは実物の見本で検討しましょう。
遮熱機能はオプションとして紹介されており、対象色などの条件があります。通常品すべてに付いている機能とは考えず、希望する仕様が見積書に反映されているか、採用時の資料で確認します。
長持ちさせるには、工程と保証条件も大切
塗料を年数だけで比較すると、工事の大切な部分を見落としやすくなります。洗浄、下地調整、下塗り、塗り重ね、必要な乾燥時間が、仕上がりに関係します。
カタログの試験結果と、実際の住まいで使える年数は同じ意味ではありません。保証の対象や条件、補修範囲までそろえて見積もりを比較することが大切です。
出典:マックスリフォームチャンネル「パーフェクトトップSiとは?酸化チタンと光安定剤で塗膜劣化を抑える仕組み」。動画の解説をもとに、読みやすい文章に整理しています。