瓦屋根の隙間に鳥が入ると、巣やふんによる汚れなどの悩みが生じる場合があります。動画では侵入口の点検と補修を紹介しています。鳥の状態と法令、屋根の排水・換気を確認したうえで対策します。
鳥が入り込む場所を確認する
軒先などの隙間や、劣化で開いた部分が侵入口になる場合があります。動画は、人の出入りが少ない建物などで気づきにくいことにも触れています。
樹木の有無や築年数だけで必ず巣ができるとは限りません。実際にどこへ出入りしているかを、安全な場所から観察して相談します。
巣を撤去する前に、卵やヒナを確認
卵やヒナがいる場合、無断で撤去・捕獲などを行うことはできません。自治体の案内を確認し、必要な許可や対応について相談します。
鳥が内部にいるまま入口を塞がないでください。屋根の工事と鳥への対応を合わせて計画し、自己判断で巣を壊さないことが大切です。
必要な排水や換気の隙間は残す
動画は隙間を塞ぐことを勧めていますが、瓦の重なりや屋根には排水・換気に必要な部分があります。すべてを漆喰やシーリングで埋めるのは適切ではありません。
侵入口に合う部材で鳥の侵入を抑えながら、水や空気の流れを保つ方法を選びます。屋根の構造を理解した専門業者へ依頼してください。
漆喰や瓦の傷みは、原因に合う補修
崩れた部分や瓦のずれが入口になっている場合は、その不具合を直します。漆喰だけで屋根全体の固定やすべての鳥害を解決できるわけではありません。
巣や汚れの除去が必要な場合も、安全と衛生に配慮した方法で行います。ふんやほこりを不用意に舞い上げないようにしてください。
屋根の改修と合わせて考える場合
動画は金属屋根への更新も一つの選択肢として紹介しています。ただし、鳥害だけを理由にすべての屋根を交換する必要があるとは限りません。
部分的な侵入防止で対応できるか、既存屋根の傷みも大きいかを調べます。金属屋根でも端部などに隙間があれば対策が必要です。
点検で、再び入りにくい状態を維持
屋根や軒天の破損を早く見つけることで、侵入口の発生を抑えやすくなります。鳴き声、出入り、ふんの位置などを記録すると相談に役立ちます。
高所で巣を探したり、鳥を追い出そうと屋根へ上がったりしないでください。住まいを守ることと鳥への適切な対応を、両方確認して進めます。
出典:マックスリフォームチャンネル「瓦屋根の鳥害対策について」。動画の解説をもとに、読みやすい文章に整理しています。