横暖ルーフSの構造を、遮熱鋼板と断熱材の役割から解説します。動画で紹介する寸法や施工条件、見積もりで混同しやすい点も整理しました。数値・仕様は動画の説明に基づき、採用時には最新の施工資料を確認してください。
遮熱鋼板と硬質ウレタンフォームの一体構造
ニチハの横暖ルーフSは、遮熱鋼板と断熱材を一体成型した金属屋根材です。動画では、表面材はポリエステル塗装の高耐食GLめっき鋼板、鋼板厚さ0.35mm、芯材は硬質ウレタンフォームと説明しています。外側の金属と内側の断熱材が、それぞれの役割を担う構造です。
遮熱と断熱はどう違うか
遮熱は太陽から受ける熱を減らすための工夫、断熱は熱の伝わりを抑える働きです。似た言葉でも同じ意味ではありません。室内の快適さには、屋根材以外に天井や壁の断熱、窓、換気も関わります。暑さ対策を目的にする場合は、屋根材の説明とともに建物全体の状態も確認してもらいましょう。
最大厚さと重量の単位に注意
動画で紹介する製品全体の最大厚さは12mmです。これは、すべての部分が同じ厚さという意味ではありません。働き幅260mm、長さ3030mm、1枚約3.7kgと紹介しています。他製品と比べる際は、1枚あたりの重量か面積あたりの重量か、単位をそろえて確認してください。
3色と外観の組み合わせ
紹介する色はKブラックS、KブラウンS、KグリーンSです。外壁だけでなく、窓枠や雨どいを含む外観全体で組み合わせを考えます。画面の表示と実物は光や表示環境によって異なるため、現物サンプルでの確認が大切です。似た名称の別モデルの写真と混同しないようにしましょう。
木製下地と低勾配時の防水条件
動画ではセンタールーフは木製下地専用で、横暖ルーフSの施工可能勾配は2.5寸以上と紹介しています。さらに、3.5寸未満での新築・葺き替えや、耐水合板仕様の重ね葺きでは、防水を強化する必要があると説明しています。傾きの数字だけで施工可否を判断せず、現場の状態と最新施工資料を照合します。
正式なモデル名と工事総額をそろえる
見積書では「横暖ルーフS」という正式な製品名を確認します。シリーズ内の別モデルと仕様を混同すると比較ができません。メーカーの商品ページに掲載する本体価格とリフォーム工事総額も別です。足場、既存屋根の撤去、下地補修、下葺材、役物など、含まれる工事を確認してください。材料の構成、色と仕上がり、下地と屋根の傾きを整理し、ご自宅に合う工事か判断しましょう。
出典:マックスリフォームチャンネル「横暖ルーフSとは?遮熱鋼板と断熱材が一体になった金属屋根を解説」。動画の解説をもとに、読みやすい文章に整理しています。