屋根の台風被害!被害を防ぐために必要な屋根メンテナンス


こんにちは!屋根工事専門 マックスリフォームです。

屋根の劣化や破損などは、日頃なかなか意識しづらいところかと思います。

ただ、定期点検が出来ていなかったり不具合に気づかず放置していると、ある日雨や風で思わぬ被害に遭うことがあるんです。

今回のスタッフブログでは、『屋根の台風被害の実情』についてご紹介させていただきたいと思います。

マックスリフォーム代表の杉本が、台風通過後の屋根被害についてご紹介していきます!

大きな被害や雨漏りを避けながら、安心できるお住まいづくりのための参考にしてみてくださいね(*^^*)

屋根の台風被害実例 ①瓦屋根の崩落

瓦屋根の崩落
いくら台風といっても、『屋根ってこんな事になるんだ!』と驚かされる光景ですね。

これは屋根の頂上の棟(むね)という部分が完全に崩れ、耕した畑のような状態になっています。

ひと昔前は、瓦屋根の下地には粘土質の土が敷かれていました。

数十年という築年数が経っている瓦屋根の場合は、瓦が剥がれるとこのように中の土が流出して被害が大きくなります。

屋根の台風被害実例 ②棟板金の飛散

棟板金の飛散
続いてこちらは、屋根の頂上の板金が捲れていますね。

台風時の風の影響で、中央付近から板金が捲れ、くの字に折れ曲がってしまっています。

この板金はもう使い物にならない状態です。

屋根の台風被害実例 ③瓦の脱落

瓦の脱落
続いてこちらの瓦屋根では、屋根の端の瓦が積み重なってズレているように見えますね。

これも台風の際に、横から下からと吹き上げる風の影響で重量のある瓦がふわっと浮いてしまった状態です。

実際に台風の際には、屋根材が飛んで8階建てのマンションの最上階のガラスを突き破り、住人の方が亡くなるという傷ましい事故もありました。

本当に、台風による屋根被害で終わらないことも実際にあるのです。

屋根の台風被害実例 ④冠瓦の脱落

冠瓦の脱落
こちらも台風通過後の瓦屋根です。

屋根面どうしが山型に合わさる棟(むね)部分にかぶせてある半円型の瓦がところどころなくなっていますね。

この半円型の瓦を冠瓦(かんむりがわら)と言うのですが、この冠瓦も結構な重量があります。

こちらのお住まいには下にカーポートがあり、この捲れた冠瓦が下にゴロゴロと落ちてしまったことでカーポートの屋根も割ってしまっていました。

また、屋根上に破片のようなものが落ちているのですが、これは捲れた冠瓦が転がる途中で割れて粉々になっている状態です。

和瓦は陶器ですので、割れて鋭利な破片となると落下の際には危険な凶器となるのです。

こちらも冠瓦の脱落です

棟瓦の崩落
こちらは瓦屋根の棟の冠瓦がほとんどなくなっている状態ですね。

割れて粉々になった瓦が屋根上にたくさん落ちています。

台風時に被害に遭う原因とは?

台風被害を分析したところ、1番多かったのが新築時には固定されていたものが劣化が原因で固定力が落ちていた箇所の被害です。

台風によるほとんどの屋根被害というのは、日頃から定期的な点検をしてその都度軽微な補修をしておくことで被害を防ぐことが出来ます。

屋根点検によって被害は軽減出来るのです。

5万円以内で出来る補修について

日頃からの定期点検ということで、たとえば5万円以内で出来る項目であれば、

①瓦を固定する銅線が切れていないか

②袖瓦のクギの浮きや錆びつき

③棟板金が下地の貫板に固定されているか

これらの工事は、点検で見つけてすぐに直しておけば被害は防げるのです。

自家用車を車検で点検するくらいの意識でおこなっていくのがベストです(*^^*)

定期点検しないまま台風被害に遭った場合

たとえば、今回ご紹介したような台風による大きな屋根被害の場合、復旧するのにやはり5万円では済みません。

数十万円、数百万円という費用がやはりかかってきます。

被害を防ぐため、また雨漏りによる2次被害を防ぐためにも定期点検はしておくのがオススメです。

自分の生活や人の命にまで関わってくるのです。

お気軽にお問い合わせくださいませ

マックスリフォームでは、屋根について少しでも安心できる情報をみなさまにお伝えするため、代表の杉本が日々動画を通じて情報を発信しております(*^^*)

ホームページには社員の顔写真付きで紹介させていただいております。

どんなお悩みでも、ちょっと気になること、わからないことでもお気軽にお問い合わせくださいね(^-^)