瓦屋根は屋根として優秀?瓦屋根の魅力・弱点まで分かりやすく解説します!


こんにちは!屋根工事専門 マックスリフォームです。

近年では、住宅街を見てみても実に様々な種類の屋根材を見かけますよね。

スレート屋根や金属屋根などがどんどん増えてきていますが、日本の屋根と言うとやはり瓦屋根を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

瓦屋根の魅力とは?

瓦屋根
今回のスタッフブログでは、日本で瓦屋根が何百年と愛されている理由、魅力をわかりやすく解説していきたいと思います(*^^*)

瓦屋根の魅力その① 耐久性が高い

瓦の素材となっている陶器や粘土は、長期間にわたって風雨にさらされても劣化しにくい性質があるため、屋根材の中でももっとも耐久性が高いです。

築年数が経ってくると、通常の屋根材は劣化してきて雨が染み込むことがあるのですが、瓦はボロボロになってきたりはしないんですね。

これは他の屋根材にはない大きな魅力と言えるでしょう。

瓦屋根の魅力その② 遮音性が高い

瓦は、屋根に当たる雨音を和らげる効果があります。

そのため、雨の日でも雨音が気にならず快適に室内で過ごせます。

素材としても厚みがありますので、そこもメリットですね(*^^*)

瓦屋根の魅力その③ 補修がしやすい

瓦屋根は、瓦を一つ一つを重ねて施工するため、割れたり不具合が出た部分だけを取り替えることができます。

屋根一面を1枚ものの屋根材で覆っているわけではないので、例えば台風で何か飛んできて割れたりしてもそこだけ取り換えることが出来るため、修理する場合もその部分の差し替えのみとなり、費用的にもかなり安く済むんです(*^^*)

瓦屋根のデメリットは?

それではここから、逆に「瓦屋根はここに注意!」というデメリットについても解説しましょう。

瓦屋根のデメリットその① 耐震性

崩れた瓦屋根

各地で震災が起こる近年は特に、家の耐震性が重要視されるようになりました。

その点では、瓦は他の屋根材と比較しても非常に重く、1㎡あたりの瓦屋根の重さは約60㎏となり、建物に負担がかかるというデメリットがあります。

瓦が重い、屋根が重くなることで地震の時に負荷がかかってどうしても被害が大きくなりやすいです。

漆喰のメンテナンスが鍵を握ります!

漆喰のメンテナンスが行き届いていなかったり、定期点検をしばらくやっていなかった場合は特に、大きな被害に遭いやすくなります。

逆を言えば、定期的に屋根専門業者に漆喰の点検やメンテナンスを依頼しておけば、瓦屋根の被害はほとんど防げます(*^^*)

改良された新しい瓦もあります

また、現在では陶器平板瓦の半分以下の軽さを実現した「ルーガ」というケイミュー社のハイブリッド瓦製品も出ています!


耐震性を考慮し、メーカーさんも改良を重ねられているので解決方法はあります(*^^*)

瓦屋根のデメリットその② 施工に職人の技術力が必要 

瓦屋根は、施工する際に専門的な技術や知識、経験が必要です。

また、屋根の形状や勾配に合わせて、瓦を切ったり調整する技術力も問われます。

ベテランの、施工実績がちゃんとある会社を選びましょう(*^^*)

瓦屋根のデメリットその③ 断熱機能が低い

瓦は厚みがあるので意外に思われるかもしれませんが、瓦屋根は夏場は室内が暑く、冬場は寒くなりやすい傾向があります。

これも施工方法にもよるのですが、断熱力をどうしても上げたい場合は、屋根裏に断熱材を入れる場合もあります。

施工時の話し合いで快適な屋根を実現できます!

瓦屋根には屋根としての魅力がたくさんありますが、施工時には是非、耐震性や断熱性についてしっかり業者さんに希望を伝えることが大切です。

日本の風土や気候に適した魅力のある屋根材なので、『やっぱり瓦屋根がいいな』という事であれば、現代の施工法でしっかりとした耐震性もばっちりの屋根づくりをしておきましょう(*^^*)

マックスリフォームの瓦職人は超一流です!

マックスリフォーム 杉本匡志
先述のとおり、瓦屋根は施工する際に、職人の専門的な技術や知識、経験が必要になります。

当社の瓦職人は一流の上の超一流です!

また、屋根についてわからない事、お住まいで何か困った事、ご相談されたい事などありましたら、お気軽に何でもお問い合わせくださいね(*^^*)