雨漏り養生のコツ【大阪屋根工事屋チャンネル】

2018年6月18日の大阪北部地震。同年9月4日の台風21号。

大阪、北摂地域は災害の多い年でした。

災害が多いと増えるのが屋根の修理です。

養生したブルーシートが飛ばされないようにする方法は?

養生で一番大切なこととは?

屋根のプロが徹底解説いたします。

※素人の方が屋根に登り養生を行う事は大変危険ですのでお控えください。

雨漏り養生のコツ【大阪屋根工事屋チャンネル】

雨漏りの応急処置
「雨漏り養生」

これは弊社が今までもっとも多く経験してきたであろう作業の一つです。

雨漏り養生、これだけは押さえておくべき2つのポイント

風で被害を受けにくい養生の仕方には以下2つのポイントがあります。

①棟にしっかりかけてあること
②重しとして土をしっかりと入れた土嚢袋が設置してあること

ただ、この2つの作業を済ませるためには非常に多くの労力を要します。

想像してみてください。

足場のない屋根に20kgの土嚢袋を担いでハシゴを上る。

養生を10mする場合は土嚢袋が最低でも20個~30個必要になります。

重労働なのはもちろんですが、プロであっても非常に危険を伴う作業です。

はっきりと申し上げます!!

大切な屋根が被害を受けた。雨漏りしている。何かが飛ばされてしまった。

このような状況を目の当たりにして、「ブルーシートくらいなら自分でかけられるのではないか」と思われるかもしれません。

はっきりと申し上げます。

素人の方は安易に屋根に上がらないでいただきたいのです!

理由は一つ。

思っている以上に危ないです!本当に危ないからこそ、決して上らないでください!!!

屋根にのぼるだけでも非常に危険なのに、沢山の資材を担いでの高所作業。

「少し足が滑った」「バランスを崩してよろけてしまった」では済まないのが屋根の上です。
崩れた棟をブルーシートで応急処置
また、屋根の上は何が起こるか分かりません。

例えば作業中、突風でも吹けばシートがめくれ上がり、そのまま体ごと包まれて飛ばされ命にかかわる事故に発展します。

災害後、ブルーシートが品薄に…。東京まで仕入れに奔走したことも

特に、2018年6月の大阪北部地震から同年9月の台風21号にかけては、恐ろしいほどの件数を雨漏り養生させていただきました。

当時はブルーシートを合計1000枚は購入したでしょうか。

ただ、当時は度重なる災害によりブルーシートが品薄状態…。

ブルーシートを求めて東京まで向かい、沢山のホームセンターを奔走しました。

寸法が合わないならハサミでカットしたり、大きなサイズが必要なら組み合わせて何とか繋いで使ったり…。

雨漏り養生をする上で必ず押さえておくべきコツの1つが「屋根の頂上である棟(むね)までシートを覆いかぶせる」ことです。

あとはシートが飛散しないようにどう固定するかにかかっています。

養生の敵は「風」です!
マックスリフォーム 松本和也
ただ、コツを熟知するよりも、屋根工事や雨漏り養生でお悩みの方。

弊社にご相談いただけましたら、パワフルなスタッフがしっかりとご対応させていただきます!

お気軽にご相談くださいませ!!