瓦一枚だけ割れた!交換費用はいくら?目安と注意点を解説

【要約】

  • 瓦1枚の交換費用は約7,000〜15,000円

  • 放置は雨漏りの原因に

  • 同じ瓦がない場合は類似品で対応

  • 火災保険が使えることも(風災時)

  • 自分での交換は危険。業者に相談を



  • 「屋根に登って見たら、瓦が1枚だけ割れていた」「強風の翌日、庭に破片が落ちていた」


    ――そんなとき、多くの方が思うのが「1枚だけ直せるの?」「どれくらい費用がかかるの?」という疑問ではないでしょうか。


    瓦屋根は全体的に丈夫な構造ですが、1枚だけが割れる・ズレるといった部分的なトラブルは意外と多く発生します。


    本記事では、瓦1枚の交換費用の目安を中心に、工事の流れやよくある注意点、実際の施工事例まで、プロの目線でわかりやすく解説していきます!


    ▼瓦が割れると雨漏りする可能性大!瓦の差し替えは簡単にできる!工事価格を解説中


    瓦一枚だけの交換は可能?

    瓦差し替え完了

    瓦1枚の交換は、基本的には可能です。ただし、以下のような条件が影響します。


    • ・周囲の瓦と形状・色が一致するか

    • ・割れた原因が“部分的な破損”にとどまっているか

    • ・下地(ルーフィング)に雨水が浸透していないか

    割れたまま放置すると雨漏りの原因に

    割れた瓦

    1枚の瓦が割れた状態で放置すると、隙間から雨水が侵入し、屋根下地や垂木の腐食につながる恐れがあります。


    部分補修ができるうちに、早めの対応を心がけましょう。


    ▼【施工事例】屋根の瓦交換で雨漏り解消!戸建ての軽微な修理もプロにお任せ


    瓦一枚の交換費用はいくら?

    基本的な交換費用の目安

    瓦1枚だけを差し替える場合の費用は、7,000円〜15,000円程度が相場です。


    項目金額の目安(税抜)
    瓦の差し替え工事7,000円〜10,000円
    高所作業費(足場なし)2,000円〜3,000円
    出張・調査費(地域により変動)0円〜3,000円


    ※複数箇所に割れがある場合は、枚数×単価+調査費用になります。


    ▼瓦屋根の修理方法と費用相場について動画で解説中!


    足場の有無で費用は変わる

    2階建て以上の住宅や、急勾配の屋根では足場設置が必要になる場合もあり、その場合は追加で8万〜15万円程度かかります。


    ▼【大阪府限定】足場代サービスキャンペーン!地元の皆様に還元!屋根、外壁工事をお考えの方必見

    瓦1枚の交換でよくある注意点と失敗例

    同じ瓦が手に入らない場合がある

    古い瓦や廃番品は、まったく同じ瓦が入手できないこともあります。


    この場合は色や形の近いもので代用するか、周囲の瓦ごと交換することになります。

    割れた原因が“構造的な問題”のケース

    以下のようなケースでは、瓦1枚の交換だけでは済まない可能性があります。


    • 屋根下地(野地板・ルーフィング)の劣化

    • 瓦を固定する銅線や釘のサビ・腐食

    • 広範囲にわたるズレ・浮き


    こうした場合は、部分葺き替え屋根全体のリフォームが必要になることも。

    瓦1枚交換の施工手順【プロの実作業の流れ】

    現地調査(無料または数千円)

    割れた瓦から雨水が入り屋根葺き土を流しています
    • 屋根に実際に上って、破損箇所を確認

    • 写真撮影や状況レポート作成

    見積もり作成・説明

    松本和也
    • 工事内容・使用瓦・費用の内訳を提示

  • 瓦の交換作業(所要時間:30分〜1時間)

    割れた瓦の撤去
    • 割れた瓦を丁寧に取り外し

    • 新しい瓦と差し替え

    • 必要に応じて固定金具や釘の補修

    施工後チェックと写真報告

    松本和也

    作業前後の比較写真を提出

    瓦一枚の破損で火災保険は使える?

    「風災」が原因であれば保険適用の可能性あり

    台風・突風・強風などの風災による破損は、火災保険の対象となる可能性があります。


    ただし、経年劣化によるひび割れは対象外です。屋根業者が発行する被害報告書や、現場写真などが審査に必要となります。


    ▼屋根工事で火災保険が適用されるケースとは?


    少額請求OK?自己負担と見合うかを確認

    保険の免責額(例:自己負担5万円)を超えない場合、請求手続きを行っても実費負担のほうが安いケースもあります。



    実際の施工事例:瓦1枚だけを補修したケース

    【事例1】

    瓦差し替え完了

    強風で瓦が1枚だけ落下。屋根調査の結果、下地は無事だったため、その場で差し替え交換+簡易固定で完了。費用は税込9,000円

    【事例2】

    瓦屋根

    瓦が1枚ひび割れ、雨水が侵入していたためルーフィングと一緒に小規模補修。部分費用として18,000円程度



    よくある質問

    Q1. 瓦が1枚割れているだけなら、自分で交換できますか? → 高所作業で落下リスクがあるため、絶対におすすめしません。また、下地の劣化など見落とすと雨漏りの原因にもなります。


    Q2. 同じ瓦が手に入らない場合はどうなりますか? → 近い色・形状の瓦で代用するか、場合によっては数枚単位で差し替えます。見た目にこだわる場合は相談が必要です。


    Q3. 工事はどれくらいの時間がかかりますか? → 通常1時間以内で完了します。ただし、調査や報告含めて2〜3時間かかるケースもあります。


    Q4. 瓦1枚交換でも見積もりはしてもらえる? → もちろん対応可能です。費用が少額でも事前の現地調査と見積もりは大切です。


    Q5. 出張費だけかかることはありますか? → 業者によりますが、近隣エリアであれば無料のこともあります。事前に確認しましょう。


    Q6. 瓦の交換に保証はありますか? → 基本的に1〜2年の施工保証がつく場合が多いです。内容は業者により異なります。


    Q7. 何枚から「全面葺き替え」を考えるべき? → 状況にもよりますが、10枚以上の破損や下地劣化がある場合は全体リフォームを検討しましょう。


    Q8. 雨漏りしていないから放置しても大丈夫? → 表面で見えていなくても、じわじわと雨水が侵入しているケースがあります。早めに点検を。


    Q9. カラーベスト(スレート)でも「1枚交換」はできますか? → はい、可能ですが金属製の板金カバーなどでの対応になる場合もあります。


    Q10. 工事中は家にいないといけませんか? → 屋根工事は外作業なので、ご不在でもOKです。ただし事前に立ち合いや説明は必要です。


    まとめ|瓦1枚でも早めの対応がコスパに直結します

    たった1枚の瓦の割れでも、放っておくと雨漏りや構造劣化を引き起こす可能性があります。


    • 1枚交換の費用は 約7,000〜15,000円 程度

    • 条件によっては火災保険が使える

    • 同じ瓦がない場合の対応方法もある


    専門業者の点検で「本当に1枚で済むのか」を確認し、早めの修理を行うことで将来的な高額出費を防げます。


    瓦の不具合を見つけたら、まずは信頼できる屋根業者に相談しましょう。



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    マックスリフォーム 松本和也

    「たった1枚だから…」と放置せず、お早めにご相談ください。


    マックスリフォームでは、1枚だけの瓦交換や部分補修にも迅速・丁寧に対応しております。


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