吹田市で、庇まわりのモルタルが落ちそうだという相談を受けて行った板金工事の事例です。調査では雨水の侵入による木下地の腐食も確認され、下地を直し、防水紙と板金で庇を仕上げています。
落ちかけたモルタルをきっかけに調査
小さな金属屋根である庇の外壁側のモルタルが落ちかけているという相談でした。現地ではぐらつきがあり、屋根の釘穴から入った水によって下地の木が傷んでいたと説明しています。
この現場では相談当日に調査し、費用を説明した後、ご家族で検討されて2~3週間ほどで着工したという流れです。すべての現場で同じ日程になるという案内ではありません。
傷んだ部分を撤去して内部を確認
工事では落ちかけたモルタルや、施工に支障のある庇の先端の板金を取り除いています。黒く見える木材は、水が回って傷んだ野地板として紹介しています。
板金の表面をきれいにするだけでは、腐食した下地の強度は戻りません。解体して状態を確認し、傷んだ部分を直すことが必要だった事例です。
軒先を補強し12mmの合板を施工
新しい野地板として12mmの構造用合板を屋根面に施工しています。軒先側の木材も垂木に固定して補強し、庇の形を支える下地を整えています。
構造用合板を張った段階は完成ではなく、仕上げの屋根材を支える部分ができた状態です。見えなくなる下地の写真も記録してもらうと、工事内容が分かりやすくなります。
防水紙で屋根材の下にも備える
下地の上にはアスファルトルーフィングを敷き、屋根材の下に入った水への備えを設けています。動画では二次防水の役割として説明しています。
庇は小さな屋根でも、屋根材と下葺き材、壁際や端部の納まりを合わせて考える必要があります。見えない部分を省かず施工することを重視した内容です。
板金を現場の形に合わせて加工
庇の下面にあたる軒天の板金などを、職人が現場の寸法に合わせて加工しています。大きな材料を用意し、その場の形に合わせて納める作業を紹介しています。
屋根面はダークブラウン、周辺は外壁になじむ色の板金を使っています。白く見える部分も木に塗装したのではなく、板金で包んで仕上げたと説明しています。
壁際の仕上げと完成確認
最後に壁と屋根の取り合いへ充填材を施工し、仕上げています。動画ではシリコーン系の材料を使ったと説明していますが、使用材料は下地や塗装の有無などとの適合で選びます。
完成後、お客様にも満足していただいたという事例です。落ちそうなモルタルや板金を見つけたら近づいて触らず、写真と位置を伝えて早めに専門業者へ相談してください。
出典:マックスリフォームチャンネル「【緊急事態】庇板金が腐食して雨漏り発生!なんと作業中〇〇まで腐食!」。動画の解説をもとに、読みやすい文章に整理しています。