ベランダや屋上で使う防水工事を、シート防水、塗膜防水、アスファルト防水に分けて紹介する動画です。防水層と排水をセットで考え、既存の状態に合う工法を選びます。
平らに見えても、排水の計画が必要
動画は陸屋根やベランダでは水がたまりやすいため、防水が重要だと説明しています。完全な水平面として考えるのではなく、排水に向かう勾配と排水口が必要です。
水たまりが続く場合は、防水層だけでなく排水の状態も調べます。表面を塗ればすべての原因が解消するわけではありません。
シート防水は、継ぎ目や端部が重要
防水性のあるシートを施工する方法を紹介しています。材料に応じ、接着や熱による接合、機械固定などの仕様を選びます。
平らな部分だけでなく、シート同士の継ぎ目、壁の立ち上がり、排水口、設備との取り合いまで適切に納めることが大切です。
塗膜防水は、液状の材料で防水層をつくる
動画は液状の防水材を施工する方法を説明しています。複雑な形状への対応を考えやすい一方、材料に定められた厚さや工程が重要です。
単なる外壁用塗料の塗装とは異なります。下地処理、塗布量、乾燥、補強や仕上げなど、採用する防水仕様を確認してください。
アスファルト防水にも、複数の工法がある
動画は熱を使う方法を中心に紹介しています。補足すると、アスファルト防水はルーフィングなどを組み合わせて防水層をつくるもので、液を塗るだけの説明では十分ではありません。
改質アスファルト系を含め、熱、粘着など複数の施工方法があります。火気の扱いや臭い、既存下地、使用場所を考慮して選びます。
現在の工法と傷みを確認する
改修では、既存防水の種類、浮きや割れ、水分の状態を調べることが必要です。新しい材料が既存層に適合するかも確認します。
部分補修でよいか、撤去や全面改修が必要か、下地の調整が必要かを説明してもらいましょう。費用だけで工法を決めないことが大切です。
雨漏りの前に、点検と手入れを行う
動画の最後は、定期点検と早めの補修で被害を抑えることを勧めています。排水口の詰まり、立ち上がり、表面の破れなどを確認します。
自分で防水層を傷つける清掃や補修をせず、仕様に合った手入れを行います。施工後は保証、点検時期、異常時の連絡先を確認しておきましょう。
出典:マックスリフォームチャンネル「ベランダや屋上に欠かせない防水工事ってどんなものがあるの?」。動画の解説をもとに、読みやすい文章に整理しています。