知っていると楽しい!屋根の勾配に関する基本知識

こんにちは!屋根工事専門 マックスリフォームです。

屋根は、建物を雨や風から守る重要な役割を果たしています。


しかし、その機能を正しく効率よく果たすためには、適切な屋根材の選択や施工方法、メンテナンスが必要なのです。


屋根のキホンを知っておくことで、たいせつなお住まいを守るための適切な対策や、よりよいお住まいづくりの改善につながります!


今回のスタッフブログでは、屋根に関する知っておくと楽しい基礎知識をご紹介したいと思います(*^^*)

屋根の勾配について

屋根の勾配
屋根の勾配は、雨水を効率的に流すために非常に重要な役割を果たしています。

立地環境に応じた適切な勾配を設定することで、雨水が滞留することなくスムーズに排水することができ、雨漏りを防ぐことにも繋がるのです。

①勾配がきつい場合

スレート屋根
勾配がきつい屋根は水切れがよく、雨漏りリスクが低くなるという嬉しいメリットがあります。

勾配がきつい屋根は、雨水がスムーズかつ効率的に流れるため、屋根上に雨水が滞留する時間はほとんどなくなり雨漏りしにくいのです。

すべり台と同じ原理ですね(*^^*)

特に、角度が15度以上ある勾配の場合は、雨水が速やかに排水されるため、屋根自体の寿命も長くなる傾向があります。

②勾配がゆるい場合

勾配の緩い屋根
逆に勾配がゆるい屋根は、雨水が滞留しやすく排水が遅れるため、雨漏りのリスクが高くなります。 

特に、角度が10度以下の勾配の場合は、雨水が十分に排水されずに溜まってしまい、屋根に負荷がかかりやすくなるため、注意が必要です。

排水面では勾配がきつい方がいい!ただし…

屋根の角度がきつくなればなるほど、雨水がスムーズに排水され、雨漏りしにくい屋根になることがわかりました。

ただし、急勾配の屋根は施工もメンテナンスも至難の業となり、屋根材1枚差し替えるのも大変なのでメンテナンスを依頼する職人さんの技術が必要にはなります。

また、勾配がきついとその分風を受ける面が強くなり、台風や強風の際には被害に遭いやすくなるという側面もあります。

定期的な点検が屋根の寿命を延ばします

屋根の寿命のことを考えれば、どんな勾配の屋根にもこまめな定期点検が何より重要です。

マックスリフォームでは、どんな勾配どんな屋根材の屋根も経験を積んだプロのスタッフがしっかりとした点検をおこないます!

屋根点検や屋根修理、屋根についてわからないことなど、何でもお気軽にお問い合わせくださいね(*^^*)