吹田市 瓦補修!強風で飛散した瓦屋根を復旧いたします

※2021年9月28日 記事公開

こんにちは!屋根工事専門 マックスリフォームです。

吹田市で瓦補修をお考えですか?

今回は弊社が吹田市でおこなった瓦屋根の補修工事をご紹介します。きっかけは強風による瓦の飛散。

弊社の瓦職人たちによる丁寧で確実な施工をご覧ください!

 関連ページ 

 関連動画 
「大阪の屋根工事の価格相場について 大阪屋根工事屋チャンネル」はこちら


吹田市 瓦補修のビフォーアフター

まずは、弊社が吹田市でおこなった瓦補修工事のビフォーアフターです。
200302_maxreform_LP_fmt_14
屋根修理鬼瓦飛散
強風により脱落した瓦。

このままでは雨漏りに発展する可能性もあります。

何より、不安定になっている瓦屋根は人や物に落下する可能性もあり危険です。
200302_maxreform_LP_fmt_24
200302_maxreform_LP_fmt_16
補修工事で復旧した鬼瓦
瓦補修が完了です。弊社の瓦職人たちによる丁寧・確実な施工で無事、復旧しました。

さらに、これまでよりも耐久性・防水性にすぐれる瓦屋根に仕上がっています。

部分的な補修工事ではありますが、瓦屋根の防水性を高めることが可能です。

一体、どのような補修をおこなったのでしょうか?くわしくみていきましょう。


吹田市 瓦補修!強風で飛散した瓦屋根を復旧いたします

「強風で瓦屋根の一部が飛散してしまった」

このようなお問い合わせがきっかけとなった今回の瓦補修工事。一体、どのようにして不安定になった屋根先を復旧させたのでしょうか。

瓦屋根を知り尽くした職人による施工を工程順にみていきましょう。

吹田市 瓦補修step1「改めてお客様へご挨拶」

お客様にご調査結果を報告
補修工事の当日、改めてお客様へご挨拶差し上げます。

お客様に少しでもご安心いただけるよう、本日の施工の流れをくわしくお伝えいたします。

分からないことやご不安なことがございましたら、私たちに何でもお聞きくださいね。

 関連動画 

吹田市 瓦補修step2「現状」

屋根修理鬼瓦飛散
補修前の瓦屋根です。強風によって鬼瓦が飛散し、茶色い下地材が剥き出しになっています。

これでは棟の隙間から雨水が建物内部へ入り込み、雨漏りに発展する可能性が高いです。

また、分厚く重い瓦が不安定になっているため、またいつ瓦が落下・飛散するかも分かりません。

被害を最小限に抑えるためにも、早目の復旧が望まれます。

吹田市 瓦補修step3「既存瓦を一部解体」

葺き土の撤去
強風によって部分的に崩れた瓦を一部解体します。既存の瓦をはずすと、中から茶色の葺き土が現れました。

「飛散した瓦だけ元に戻せばいいのでは?」と思われるかもしれません。しかし、今回の瓦飛散に発展した原因は「下地材の劣化」にあります。

吹田市 瓦補修step4「葺き土(ふきど)の撤去」

隅棟部分解体
こちらの瓦屋根は昔ながらの土葺き(つちぶき)工法で葺かれています。土葺きの瓦は「葺き土(ふきど)」とよばれる粘土質な建材によって固定されているのです。

しかし、上写真の葺き土は本来の粘着性を失い砂状に変わっていますね。これでは瓦をしっかりとその場に留められません。

そのため、部分的に瓦を解体し、内部の下地からメンテナンスし直す必要があるのです。

脆くなった葺き土は職人が手作業で掻きだし丁寧に取り除きます。

吹田市 瓦補修step5「巴瓦の設置」

巴瓦の設置
傷んだ葺き土を取り除くために一旦、撤去していた巴瓦(ともえがわら)を再度設置し直します。

そして、新しい下地材にはもう葺き土は使いません。葺き土よりも防水性・耐久性にすぐれる新素材を採用するからです。

上写真で巴瓦を留め付けている黒い建材が「なんばん漆喰」になります。
屋根修理で使用するなんばん漆喰(ブラック)
なんばん漆喰とは、通常の漆喰に「シリコン」「防水材」「油脂」などを混ぜ込んだ建材です。

防水性にすぐれることはもちろん、なんばん漆喰は素材自体が水を弾きます(撥水性にすぐれる)。

そのため、なんばん漆喰を屋根下地に使用することで、屋根の土台部分から雨水に強く丈夫に仕上げることが可能です。

現代の瓦補修では、なんばん漆喰は欠かせない建材となっています。

吹田市 瓦補修step6「鬼瓦を銅線となんばん漆喰で固定」

鬼瓦復旧
落下していた鬼瓦を屋根下地に銅線でしっかりとくくりつけ固定 させます。

そして、さらに固定力を高めるために施工するのがなんばん漆喰です。なんばん漆喰は、非常に高い粘着力で屋根と鬼瓦を繫ぎ合わせます。

吹田市 瓦補修step7「熨斗瓦の復旧」

熨斗瓦積み戻し
次に、熨斗瓦(のしがわら)を復旧します。

ここでも活躍するのがなんばん漆喰です。以前は葺き土を施工し瓦を積んでいました。

しかし、葺き土は経年により劣化するだけではなく、雨水の浸入によっても脆くなります。

なんばん漆喰であれば、素材自体が雨水を弾くためのその心配がほとんどありません。

「なんばん漆喰を施工⇒熨斗瓦を積む⇒なんばん漆喰を施工⇒熨斗瓦を積む」

この作業を何度か繰り返し、より耐風性にすぐれる棟に仕上げていきます。

熨斗瓦積み戻し
一見すると簡単そうに見える作業ですが、熨斗瓦は適切な位置と角度で確実に積み上げなければなりません。

その理由は、「雨水をスムーズに排水させるため」です。

棟は強風の影響を受けやすいだけではなく、雨水の浸入リスクも高い場所です。そのため、熨斗瓦は八の字になるよう調整しつつ積み上げる必要があります。

さらに、棟に不要な隙間が生まれないよう、熨斗瓦の端が一直線になるようにしなければなりません。

そのためには、なんばん漆喰を「最適な量で均一に」施工する必要があるのです。

吹田市 瓦補修step8「冠瓦を復旧」

屋根修理完成
最後に冠瓦を設置し瓦補修工事が完了です。

補修後の瓦屋根は、美観を取り戻しただけではありません。下地材になんばん漆喰を採用したことで、以前よりも雨水に強く、強風に負けない丈夫な棟に仕上がっています。

とはいえ、瓦屋根を健全に保つには平時のメンテナンスが欠かせません。

「そろそろまた台風の時期だけど、うちの瓦屋根は大丈夫かな?」

「特に問題は生じていないけど、瓦が被害を受けないかちょっと不安…」

このような場合もご遠慮なく弊社の無料調査をご利用くださいね!


吹田市で瓦補修なら私たちにおまかせください!

マックスリフォーム 杉本匡志
吹田市で瓦補修のことならわたしたち「マックスリフォーム」におまかせください!

瓦屋根を適切に補修するには「雨水の流れを読む力」が必要です。なぜなら、瓦屋根には雨水を入り込ませないだけではなく、「雨水を適切に逃がすための隙間」が存在するから。

十分に瓦屋根の現状を把握しないまま、「とにかく塞ぐ」というその場しのぎの補修方法では、逆に雨漏りを引き起こす原因になることもあるのです。

だからこそ、瓦の補修には瓦専門の知識が必要になります。

吹田市へは無料で駆けつけ「相談」「現地調査」「お見積もり」いたします

無料調査の様子
吹田市へはいつでも無料で駆けつけ「相談」「現地調査」「ご提案」「お見積もり」いたします。

最適な解決策を導き出すためには、徹底的に原因調査が不可欠です。

「雨漏りに強く、災害に負けない丈夫な瓦屋根を手に入れて欲しい」

的外れな補修方法はその場では解決したように見えても、何かのきっかけで屋根トラブルを再発させます。

だからこそ、私たちは無料とはいえ徹底的に瓦屋根をお調べします。

もちろんお見積もりまででもok!

吹田市で瓦屋根に関することなら私たちにお気軽にご相談くださいね!

吹田市のその他関連ブログ