吹田市 家の雨漏りの原因は?プロが無料で原因究明します

※2021年10月27日 記事公開

こんにちは!屋根工事専門 マックスリフォームです。

吹田市でお家の雨漏りにお困りですか?

今回は、弊社が吹田市でおこなった無料雨漏り点検を4件ご紹介します。きっかけはお家の中で生じた雨漏り。

雨漏りに至った原因とは?そして、雨漏りを解決するための修理方法とは?

雨水の流れを知り尽くした雨漏り修理のプロが、お家の雨漏り原因を徹底的に究明します。

繰り返すご自宅での雨漏りにお困りなら、ぜひ、今回のブログをご参考にされてください。

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吹田市 家の雨漏りの原因は?プロの無料雨漏り調査レポート

それでは、弊社が実際に吹田市でおこなったお家の雨漏りが原因の調査事例を見てきましょう。

「雨漏り」とひとことで言っても、その原因は実にさまざまです。

吹田市 お家の雨漏り原因は?ケース➀天井のシミ

雨漏り箇所
まずはじめにご紹介するのは、天井のシミがきっかけの雨漏り調査です。

お家の中へ通していただき天井を見上げると、お客様がおっしゃっていたようにくっきりとしたシミが拡がっています。(上写真)

天井の真上にあるのはベランダです。次に、雨水の入口となっている可能性が高いベランダへ上がらせていただきます。
雨漏り箇所真上のベランダ
こちらが雨漏り箇所の直上にあたるベランダです。お客様ご自身によってブルーシートが敷かれているのが分かります。

しかし、雨漏りは止まっていません。一体、天井に生じたシミの原因はどこなのでしょうか。

ちなみに、ベランダは屋根です。「陸屋根(ろくやね)」とよばれる屋根の一種になります。

通常の屋根と大きく異なるのは「傾斜が緩やかなこと(ほぼフラット)」と「屋根材ではなく防水層が施工されている」ことです。
ベランダ立上りとサッシの取り合い
雨漏り原因である「雨水の入口」になりうる箇所を発見しました。

上写真は、ベランダとサッシの境目になります。この部分に本来施工されているべきはずの「立ち上がり」がありません。
雨漏り原因となっているベランダとサッシの境目
また、雨水を排水させるための傾斜である「水勾配(みずこうばい)」が適切ではないようです。

現状から、一度改修している水性防水材とサッシの境目のわずかな隙間から雨水が浸入してると考えられます。
・ベランダ防水面とサッシの境目が雨水の入口に発展している
天井のシミ(雨漏り)

・本来あるべきはずの防水層の立ち上がりが無く、さらに雨水を逃がすための穴も塞がれている
以前の改修工事の際に塞がれた可能性が高い。この状態ではサッシに入った雨水を逃がすことができず雨漏りに発展する
・ベランダの防水メンテナンス

今回の雨漏り原因はベランダ防水層の雨仕舞(あまじまい)が適切に行われていないことが原因と判断いたします。

雨漏りを解決するためには、雨水を入れないことだけでなく、万が一入り込んだ雨水を適切に排水させる仕組み造りが必要です。

※雨仕舞(あまじまい)とは?…建物内に雨水を入れないための仕組みや構造のこと。また、雨水をスムーズに排水させる仕組みのこと。
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ベランダ土間とサッシ枠の取り合い
ベランダの雨仕舞が不十分であったため、お家の中での雨漏りに発展しています。

他にも、既存の防水層は傷みが生じて雨水の入口になりうる不具合が確認されていました。
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修理後のサッシ
現状から雨漏り修理のプロが導き出した施工方法で復旧したベランダです。

もちろん、お家の中での雨漏りは解決しお客様にもご安心いただけました。

とはいえ、屋根と同じく防水層を健全に保つためにはプロの定期的な点検が必要です。

またお困りごとや気になることがございましたお気軽にご相談くださいね!


吹田市 お家の雨漏り原因は?ケース②屋根から落ちてくる謎の破片

瓦屋根の雨漏り調査
「屋根からコンクリートの破片のような物が落ちてくる。一度、見に来て欲しい。」

2つ目にご紹介するのは上記のようなご相談がきっかけの無料雨漏り調査です。
瓦の割れにより雨が浸入
こちらの瓦屋根は昔ながらの「土葺き(つちぶき・どぶき)工法」により施工されています。

土葺きの屋根は瓦の下に大量の葺き土(ふきど)が敷き込まれている屋根です。粘土状の葺き土を下地材として敷くことで、分厚く重い粘土瓦を固定しているのです。

しかし、葺き土は経年とともに徐々に脆くなります。すると、瓦に「ズレ」や「歪み」が生じるようになるのです。

瓦はズレることで角に大きな負荷がかかり割れてしまうこともあります。

もちろん、屋根に空いた不要な隙間は「雨水の入口」となり、お家の中での雨漏り原因になりえます。
棟面戸の欠損により雨侵入
こちらは棟に積まれた熨斗瓦と屋根面の隙間です。隙間には雨水浸入を防ぐための「漆喰(しっくい)」が施工されています。

しかし、雨水を防ぐための漆喰は剥がれ落ち、内部の葺き土が露出していました。葺き土もすでに抉(えぐ)れています。

瓦を固定するための葺き土が雨ざらしでは、葺き土に浸み込んだ雨水が屋根内部に入り、いずれはお家の中での雨漏りにもなりえるでしょう。
・葺き土の劣化により棟に積まれた瓦が大きく歪んでいる

・瓦自体の傷みも進行しており割れている箇所が散見される

・全体的な下地材の脆弱化により、屋根面に葺かれている瓦にも大きな歪みが確認される
・屋根葺き替え(ふきかえ)工事

屋根にはお家の中の雨漏り原因となる不具合がいたるところに生じています。そのため、弊社では現状の雨漏りを解決するため「葺き替え(ふきかえ)」が最適であると判断いたしました。

さらに、現状の屋根は土葺きのため重い瓦の他にも大量の葺き土が屋根にのっている状態です。そのため、重量がかなり重く、耐震性への不安も抱えています。

新しい屋根材には、軽くて錆びにくく高寿命な「ガルバリウム鋼板」をおすすめいたします。

 関連動画 
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葺き替え前の瓦屋根
築年数の経過した古い瓦屋根は、お家の中での雨漏りを引き起こしていました。

また、重い屋根が建物の重心を高くさせ、地震時の揺れ幅が大きくなるリスクも抱えています。
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葺き替え後のガルバリウム鋼板屋根
雨漏りを引き起こしていたこれまでの重い屋根から、軽くて錆びにくい金属屋根「ガルバリウム鋼板」に葺き替え完了です!

雨漏りはもちろん、今後起こりうる災害による被害を未然に防ぐこともできました。

次は、定期点検でお伺いいたします!

吹田市 お家の雨漏り原因は?ケース③雑草の生えた屋根

瓦屋根棟
「屋根に雑草が生えている」

このようなご相談をいただき吹田市のとあるご邸宅へ駆けつけます。

土葺き屋根の場合、防水性が低下していたり、屋根に不要な隙間が生じていると、飛散した雑草の種子がそのまま屋根で繁殖することもあります。

こちらの屋根はどのような状況でしょうか。くわしく見ていきましょう。
棟内部に入った水により棟内部の土が流れ出ています
上写真は棟瓦と屋根面の隙間に施工された漆喰です。

拝見したところ、こちらの漆喰は「増し塗り」されています。一度行っている漆喰の上から新しい漆喰を塗るのが増し塗りです。

ただ、漆喰の量が多すぎるため雨水を棟内部に呼び込む状態になっています。
棟内部に入った水により棟内部の土が流れ出ています
そして、瓦の下地材として施工されているはずの葺き土が屋根面に散乱しています。

理由は、棟内部に入った雨水が棟内部の葺き土を押し流しているためです。
棟に草が生えてます
水分が棟の土を濡らしているため、雑草が繁殖しています。

水分が葺き土に浸入していなければ植物は育たないはずです。このことからも、棟内部に雨水が入り込んでいる事が分かます。
棟に草が繁殖
繁殖した雑草が漆喰を押し広げ、さらに葺き土が濡れやすくなっています。

このままでは悪循環です。雨漏りはもちろん、水分を含むことで建材の傷みも加速します。
・漆喰の増し塗りによって棟内部に雨水を呼び込むような構造になっている

・棟内部に入り込んだ雨水が内部の葺き土を濡らし、そこへ飛散した雑草の種子が付着し増殖

・雑草によって漆喰が押しひろげられ棟に不要な隙間が生じている雨漏りに発展
・棟を下地からメンテナンスし直す(棟の積み替え)

・防災性にすぐれる「強力棟」に仕様変更する

現状から、既存の棟は経年と雨水浸入によって下地が脆弱化していることが分かりました。

そこで、既存の棟を解体し下地から造り直す「棟積み替え」が最適と判断いたします。

その際に、これまでのように熨斗瓦を数段積み上げ棟を仕上げるのではなく、より耐久性・耐風性にすぐれる「防災棟」に仕様変更することも合わせてご提案いたします。
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雑草の生えた棟
施工前の棟は内部に雨水が入り込むことで棟まわりに雑草が生えていました。

また、葺き土が濡れる、乾くを繰り返し脆くなっています。

棟も大きく歪曲しており、棟全体に雨水の入口となりうる隙間が生じている状態です。
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強力棟
棟積み替え(強力棟工法を採用)で、雨水に強く強風にも負けない丈夫な棟に生まれ変わりました!

強力棟工法とは、震度7にも耐えうる各地域のガイドライン工法によって施工される棟のことをいいます。

これまでは、屋根内部に敷かれた葺き土の粘着力のみで瓦を固定していました。

強力棟の場合、内部に「強力棟金具」という部材を直接既存屋根にビス打ちしています。

そのため、棟と既存屋根をより強く緊結させられるのです。

強力棟工法により、棟と屋根がほぼ一体化することで、これまでよりも格段に強風に強い造りになっています。


吹田市 お家の雨漏り原因は?ケース④抜け落ちた天井

雨漏り箇所
最後にご紹介するのは、天井が剥がれ落ちる程の雨水がお家の中に入り込んだご邸宅での事例です。

上写真はお家の中の天井ですが、すでに天井板が部分的に剥がれ落ちています。また、天井には雨染みがいたるところに現れている様子です。

次に、お客様に許可をいただき天井の真上にあたる屋根を拝見しましょう。
瓦のズレ
こちらが雨漏り箇所真上の屋根です。瓦が葺かれていますがかなりズレ始めています。

また、屋根には剥がれ落ちたと思われる漆喰の破片が散乱していました。棟には雨水の入口となる隙間がいたるところに発生しているようです。

その証拠に、棟に積まれた熨斗瓦はガタガタと歪んでいます。
瓦がズレることにより隙間が生じ雨漏り
棟に積まれた瓦だけではなく、棟に隣接する瓦も大きくずれて隙間が生じています。(上写真)

瓦はずれることによりさらに隙間が大きくなり、雨水が浸入します。

また、葺き土は濡れる・乾くを繰り返すことで砂状に変化し、瓦の固定力を失っていくのです。本来は粘土状の葺き土。

しかし、こちらの葺き土はすでにサラサラの状態に変わっています。
・築年数の経過した土葺き屋根は下地材(葺き土)の脆弱化により瓦の固定力が低下、歪みやズレが生じている⇒不要な隙間が発生し雨漏りに発展

・漆喰が剥がれ落ちたことで棟に隙間が生じ、そこから雨水が入り込んでいる
・ガルバリウム鋼板への葺き替え(ふきかえ)

現状から、既存の屋根には雨水の入口となる不具合がいたるところに生じており、屋根機能を復旧するには葺き替える必要があると判断いたします。

現状では、土葺きの屋根のため耐震性への不安を抱えている状態です。

今後、起こりうる災害への備えとしても、これまでの瓦と葺き土をすべて撤去し、下地からしっかりとメンテナンスした上で、軽くて丈夫なガルバリウム鋼板に葺き替えることをおすすめいたします。
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雨漏り原因になった古い瓦屋根
お家の雨漏り原因となっていた重厚感のある古い瓦屋根。

何十年もお住まいを守ってくれた瓦屋根ですが、築年数が経過し全体的に劣化していました。

職人たちが一枚一枚手作業で瓦をめくり、下地からしっかりとメンテナンスさせていただきます。
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葺き替え後の立平屋根
葺き替え工事によって、ガルバリウム鋼板の屋根に生まれ変わりました!

お家で繰り返していた雨漏りも無事に解決です。また、台風や地震、大雨にも耐えうる丈夫な屋根に仕上がっています。

板金職人によって丁寧に雨仕舞されたこちらの屋根は、これからも長くお住まいを守り続けてくれることでしょう。

とはいえ、屋根を健全に保つには定期的なメンテナンスが必要です。

ご不安なことやお困りごとがあれば、いつでも無料で駆けつけますので、どうかお気軽にご相談ください!


吹田市でお家の雨漏り原因を知りたい方は「無料雨漏り調査」をご利用ください!

杉本匡志
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雨水の流れを知り尽くしたプロが無料で徹底的に雨漏り原因を調べます!

屋根の雨漏り調査
雨漏りを解決するためには徹底的な原因調査が不可欠です。

その理由は、現状を正確に把握しなければ根本的な解決策を導き出すことができないから。

十分に現状を把握しないままでは、どうしてもその場しのぎの対処になってしまいます。

「雨漏りを繰り返して欲しくない!」

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だからこそ、私たちは無料といえども手を抜きません。

現状を徹底的に調査した上で、必要と判断した解決策のみを分かりやすく・丁寧にお伝えいたします。

もちろん、お見積もりまででも構いません!

吹田市でお家の雨漏りにお困りなら、私たちにお気軽にご相談くださいね。

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