豊中市 瓦補修!強風で部分的に崩れた屋根をプロが復旧します

※2021年9月8日 記事更新

こんにちは!屋根工事専門 マックスリフォームです。

豊中市で瓦屋根に関することでお悩みですか?

瓦の耐用年数は50年~100年ともいわれます。瓦は、屋根材の中でもっとも長持ちする素材です。しかし、瓦屋根を造り上げているのは瓦だけではありません。

今回ご紹介するのは、弊社が豊中市でおこなった瓦補修です。きっかけは強風による瓦の崩れ。

瓦補修のプロが豊中市へ駆けつけ、徹底的な調査と最適な施工で屋根を復旧させます!

豊中市 瓦補修【ビフォーアフター】

まずは、弊社が豊中市でおこなった瓦補修のビフォーアフターをご覧ください。
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崩れた瓦屋根
屋根に積まれた瓦が崩れ、内部から砂状の建材が流出しています。

屋根面に散乱しか瓦は断面が鋭利です。落下により新たな被害に発展する可能性もあります。

このままでは棟から雨水が入り込み、雨漏りに発展するのも時間の問題です。
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瓦補修、完了
固定力を失っていた下地材を取り除き、防水性・耐久性・粘着性にすぐれる新しい建材を採用しました。

これにより、見た目が復旧しただけではなく、以前よりも雨水に強い棟に仕上がっています。

復旧のみならず、これまでよりも棟を丈夫に仕上げられました。

豊中市 瓦補修前の無料調査!プロの徹底調査で最適な解決策をご提案

まずは、最適な瓦補修に欠かせない事前の原因調査からです。十分な現地調査で現状をしっかりと把握することで、最適な解決策を導き出せます。

十分に現状を把握しないままでは、どうしても的外れ施工になりがちです。屋根トラブルを再発させないためにも、弊社ではその場しのぎの方法はご提案いたしません。

豊中市 瓦補修前の無料点検step1「ご挨拶、ヒアリング調査」

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お客様がお住まいの豊中市に到着です。まずは、お客様にご挨拶を差し上げます。

その後、瓦屋根の詳しい状況をお聞かせいただきます。もちろん、事前にお電話やメールフォームからお聞かせいただくことも可能です。

上写真はベランダに散乱した瓦の破片です。屋根は一体どのような状況でしょうか。お客様に許可をいただけたら、実際に屋根に上がっての調査開始です。

豊中市 瓦補修前の無料点検step2「屋根に散乱した瓦」

瓦屋根の崩れ
屋根に上がってすぐに、散乱した瓦が目に飛び込んできました。この瓦は棟に積まれている熨斗瓦(のしがわら)です。

熨斗瓦は棟から落ちないように銅線でくくられているはずですが、よく見ると銅線ごと切れて瓦が落下しています。また、棟からは瓦以外にも砂状のものが流れ出ているようです。

棟はどのような状態でしょうか。さらに屋根の上へのぼり近づいてみましょう。

豊中市 瓦補修前の無料点検step3「崩れた棟瓦(むねがわら)」

棟瓦の崩れにより露出した葺き土
屋根面に散乱していた熨斗瓦が設置してあったはずの場所です。屋根面と屋根面が合わさる箇所で「棟(むね)」といいます。

こちらの棟には、元々、熨斗瓦が2枚と冠瓦が1枚の合計3枚の瓦が積まれていました。しかし、強風により崩れた瓦の下からは砂のようなものが露出しています。これは「葺き土(ふきど)」です。

本来、葺き土は高い粘着性により棟に瓦を固定してくれています。しかし、劣化によって葺き土は本来の粘着性を失い、触れるとボロッと崩れるほど脆くなっていました。

豊中市 瓦補修前の無料点検step4「桟瓦(さんがわら)の割れ」

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こちらは屋根面です。屋根の面に葺かれる瓦を「桟瓦(さんがわら)」といいます。

棟から落下した熨斗瓦や冠瓦が衝突したのでしょう。大きく割れている様子が確認できます。

このままでは瓦に生じた亀裂の隙間や穴から雨水が入り込み、雨漏りに発展する可能性が高いです。また、不安定になった瓦が強風に煽られ、新たな被害に発展する恐れもあります。

豊中市 瓦補修前の無料点検step5「土台の劣化」

棟に水が回っているため瓦がズレています
こちらは棟瓦の下に見えている葺き土です。

本来、葺き土は見えてはいけません。雨水で濡れると崩れてしまうからです。この部分は漆喰(しっくい)とよばれる建材で防水施工されている箇所ですが、劣化によって漆喰は剥がれています。

葺き土は濡れることで劣化速度が上がり、本来の固定力を失います。元々は粘土質の葺き土ですが、「濡れる、乾く、濡れる」を繰り返すことで砂状に変化するのです。

これにより、葺き土は脆くなって瓦を留める力が低下します。葺き土の脆弱化により引き起こされるのが「瓦のズレ、歪み」です。

葺き土の脆弱化により不安定になった瓦。台風や地震が引き金となり、瓦が一気に崩れるという被害が非常に多いです。

豊中市 瓦補修前の無料点検step6「応急処置」

応急処置を施した瓦屋根
このままでは、瓦が崩れた箇所や割れた箇所から雨水が入り込み雨漏りに発展します。

応急処置として片面が粘着シールのようになった防水シートを張り付けました。これでしばらくの雨水浸入は防ぐことができます。

ただ、屋根に「雨水の入口」となる箇所が多く生じているため、早目の対処が必要です。

豊中市 瓦補修前の無料点検step7「ご報告」

お客様邸に到着
無料調査が完了です。瓦屋根に上がった際に撮影した画像や動画をお客様にお見せします。

普段はなかなか見ることができない屋根の上。お客様にも現状を正確に把握していただいた上で、必要となる補修方法を分かりやすくお伝えします。
・棟に積まれた瓦が崩れ葺き土が露出このままでは雨漏りに発展する、新たな崩壊の可能性も

・屋根面に葺(ふ)かれている桟瓦も破損雨水の入口になりうる、落下の可能性も

今回、棟に積まれた瓦が崩れた原因は、長年、メンテナンスを行っていなかったことにあります。経年により棟の形が崩れ、内部の葺き土に水が回り、棟自体の強度が著しく低下していました。

そのため、棟を復旧するには下地材からメンテナンスする必要があります。
・棟の瓦積み直し

・桟瓦の差し替え

現状から、屋根復旧のためには「棟の瓦積み直し」と「桟瓦の差し替え」が必要と判断しました。

「積み直し」は、これまでの瓦を再利用して棟の機能を復旧する補修方法です。今回は使える瓦は使い、足りない瓦は新しく用意します。

また、これまでのような葺き土ではなく、より防水性・耐久性にすぐれた下地材を採用することで、以前よりも丈夫な棟に仕上げます。

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豊中市 瓦補修!強風で部分的に崩れた屋根をプロが復旧します

それでは、弊社の瓦職人たちによる丁寧で確実な施工をご覧ください。見えない箇所にも、瓦屋根を丈夫に保つための職人の工夫が詰まっています。

豊中市 瓦補修step1「既存瓦、葺き土の撤去」

棟瓦の撤去後、露出した棟の隙間
最初の工程は、既存棟瓦の撤去です。

すでに飛散し瓦が無くなっている箇所には新しい瓦を、再利用可能な瓦は下地メンテナンスが終わるまで保管しておきます。

そして、経年により傷んだ葺き土は可能な限り取り除きます。ただ、「古い葺き土を撤去した箇所に、新しい葺き土を施工する」ということはもうしません。

今回、葺き土よりも防水性・耐久性にすぐれる新しい下地材を採用します。

豊中市 瓦補修step2「なんばん漆喰の施工」

棟の下地材なんばんを積みます
葺き土に代わる下地材「なんばん漆喰」を棟に積みます。

なんばん漆喰は、通常の漆喰に「防水材」「油脂」「シリコン」などを混ぜ込んだ建材です。素材自体が水を弾くため、下地材になんばん漆喰を使用することで、これまでとは比べ物にならない程雨水に強くなります。

また、なんばん漆喰は粘着力も高く、屋根と瓦をしっかりと接着してくれます。

豊中市 瓦補修step3「熨斗瓦の復旧」

のし瓦を積みます
均等な高さと量で積んだなんばん漆喰の上から、熨斗瓦を押し付け復旧します。再利用が可能な瓦はそのまま使用し、足りない部分は新しい瓦を用意しています。

見た目が綺麗になるよう仕上げるだけではありません。雨水を入り込ませないだけではなく、雨水が適切に排水できるよう、熨斗瓦の角度や高さを一枚一枚調整しながら慎重に設置します。

数メートルある棟に「同じ角度・高さで一直線に」瓦を積む作業は見ている以上難しく、経験豊富な瓦職人だからこそなせる施工です。

豊中市 瓦補修step4「冠瓦を復旧」

丸瓦を復旧
熨斗瓦を2段積み終わったら、最後に冠瓦となる半円形の瓦を積みます。

「なんばん漆喰を施工⇒瓦を積む⇒なんばん漆喰を施工⇒瓦を積む」という作業を繰り返し、棟の葺き直しが完了です。

豊中市 瓦補修step5「棟が完成」

棟積み直し完成
一直線に整った棟が復活しました!ただ、整ったのは見た目だけではありません。

なんばん漆喰を下地に使用しているため、以前よりも瓦の土台自体が丈夫になっています。雨水によるダメージを受けにくい棟に仕上がりました。

豊中市 瓦補修step6「桟瓦の差し替え」

割れ地瓦の差し替え
こちらは屋根面です。補修前は数ヶ所の瓦が割れていましたが、部分的に瓦を差し替え復旧しました!

このように、瓦屋根は早目に対処することで被害を最小限に抑えることができます。また、早目の対処で補修にかかる費用を抑えられることも多いです。

ちょっとした瓦屋根の不具合にお気づきなら、まずは、お気軽に弊社へご相談くださいね!

豊中市で瓦補修のことなら私たちにおまかせください!

マックスリフォーム 松本和也
豊中市で瓦補修のことなら私たちにおまかせください!

瓦屋根の場合、ちょっとした不具合のように見えても、「雨漏り」や「瓦落下、飛散」などの大きなトラブルに発展する可能性が高いです。

ちょっとした瓦屋根の変化や異変に気付き、早目に対処することは、起こりうるトラブルを未然に防ぐことにもなります。特に、大きなトラブルのきっかけとなるのが台風や地震、大雨などの災害です。

豊中市へはいつでも無料で駆けつけます!

屋根補修
「瓦一枚のために業者をよぶのは気が引ける…」

「なんとなく瓦がズレているような気がする…」

このような場合でも、どうかご遠慮なくお気軽にご相談ください。豊中市へはいつでも無料で駆けつけ、「相談」「現地調査」「ご提案」「お見積もり」まで承ります。

もちろん、お見積もりまででも構いません!

豊中市で瓦補修をお考えなら私たちにいつでもお気軽にご相談くださいね。瓦屋根を知り尽くした屋根補修のプロが、無料といえども徹底的に調べ、最適な解決策をお伝えいたします。

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