※2021年11月15日 記事公開
こんにちは！屋根工事専門 マックスリフォームです。
今回ご紹介するのは、弊社が豊中市でおこなった屋上の陸屋根リフォームです。
きっかけは室内で発生した雨漏り。原因は陸屋根の劣化です。
一体どうして陸屋根の劣化が雨漏りに発展したのか？
どのような方法で陸屋根を復旧させるのか？
プロの施工をご覧ください！
豊中市 陸屋根リフォームで傷んだ屋上の防水性が復活！
豊中市 陸屋根リフォーム【ビフォーアフター】
施工前の陸屋根は防水性が低下し、室内での雨漏りを引き起こしていました。
屋根表面は湿り気を帯び、排水性の低下による下地の劣化も懸念されます。
防水工事によって陸屋根の防水性が復活しました！
屋根表面は機械的固定工法による塩ビ防水、屋根の立ち上がり部分はウレタン防水を採用しています。
豊中市 陸屋根リフォームで傷んだ屋上の防水性が復活！
それでは、弊社が豊中市で施工した陸屋根リフォームの施工模様をご覧ください。
- 地域
- 豊中市
- きっかけ
- 雨漏り(天井のシミ)
- 施工箇所
- 陸屋根(屋上)
- 施工方法
- 機械的固定工法による塩ビ防水、ウレタン防水(立ち上がり部分)
豊中市 陸屋根リフォームstep1「施工前」
まずは施工前の陸屋根からみてきましょう。
上写真は施工前の陸屋根です。屋上やベランダなどの陸屋根には「防水層」という雨水浸入を防ぐための施工がなされています。
しかし、陸屋根は通常の屋根とは違い、ほぼフラットな屋根面です。そのため、陸屋根はちょっとした傷やめくれなどの不具合が雨漏りに発展しやすいという特徴をもちます。
上写真は陸屋根のコーナー部分です。表面の防水塗膜が劣化し薄いを含んでコケや藻・カビが繁殖しています。
豊中市 陸屋根リフォームstep2「通気マットを敷設」
いよいよ施工スタートです。
既存の陸屋根の表面に「通気マット(絶縁マット)」を敷き
ます。通気マットを敷設することで得られるのが、既存陸屋根と新しい防水層との「空間(通気層)」です。
通気マットは既存の陸屋根に対して部分的に接着し通気層を設けます。
通気層を設けることで既存下地からの湿気を逃し、新しい防水層の膨れを防ぎます。逃した湿気は後ほど取り付ける「脱気筒」から排出させるという仕組みです。
これにより、新しい陸屋根の防水層の耐久性を確保できます。
豊中市 陸屋根リフォームstep3「塩ビディスクを設置」
敷設した通気マットの上から専用アンカーを使用し、固定用のディスクを取り付けます。
のちほど、これらの上から防水シートを敷設しますが、その際に防水シートの上から内部のディスク(上や写真)に向かって高温を発生させる機材を押し当てます。
そうすると、「既存下地」「通気マット」「防水シート」が熱で溶かし付けられ、ほぼ一体化することができるのです。上写真はそのための専用ディスクになります。
豊中市 陸屋根リフォームstep4「改修ドレンの取付け」
こちらは陸屋根に設置されているドレン(排水口)です。
既存のドレンは傷みが進み、陸屋根に溜まった大量の雨水をスムーズに排水できていませんでした。
そのため、「改修ドレン」とよばれる部材を差し込み熱風機で熱融着しています。
フラットな屋根面に大量の薄いが蓄積する陸屋根は、「ドレンの詰まり、劣化」が室内への雨漏り原因となりやすいです。
「排水口を掃除しても雨水がなかなか入っていかない」
このような場合は、排水口の内部が腐食により傷んでいたり、破損していることもあります。
豊中市 陸屋根リフォームstep5「端部を溶着」
上写真は陸屋根の入隅部分です。熱風機を使って防水シートの端部を熱融着しています。
陸屋根の端部には熱融着用の塩ビ鋼板をあらかじめ取り付けてあります。そこへ熱風気を当てることで、「防水シート(塩ビ)」と「塩ビ鋼板」とを溶かしつけて一体化させています。
シートとシートの重なり部分もくまなくチェックし、隙間のないよう丁寧に施工を進めていきます。
熱風機の他にも溶着剤とよばれる液状の建材を使用し、シート同士を溶かしつけることで得られるのが高い水密性です。
豊中市 陸屋根リフォームstep6「立ち上がりのクロス貼り」
次に、陸屋根の立ち上がり部分の施工に入ります。
上写真は、立ち上がり部分にクロスを貼っているところです。クロスを貼ることで、
ウレタン防水(防水塗料)の高い密着性を確保します。
陸屋根の広い面にはシート状の建材を使用し防水層を施工しますが、立ち上がり部分や複雑な形状の箇所は「ウレタン防水」とよばれる塗膜防水を使用します。
豊中市 陸屋根リフォームstep7「立ち上がりのウレタン下塗り」
クロスを貼った立ち上がりに液状のウレタン樹脂を塗り込みます。
大小さまざまな刷毛やローラーをうまく使い分けながら、複雑な箇所や細かな箇所にも丁寧に塗料を塗布します。
豊中市 陸屋根リフォームstep8「立ち上がりのウレタン中塗り」
2回目のウレタン塗布です。
ウレタン防水の場合、高い防水性と耐久性を確保するために十分な厚みが必要になります。
複雑な形状の箇所にも均等な厚みで塗布しなかればなりません。職人の技術が防水層の仕上がりと耐久性に大きな影響を与えます。
豊中市 陸屋根リフォームstep9「立ち上がりのウレタン上塗り」
ウレタンを塗布後、表面にトップコートを塗布します。
紫外線から防水層を保護するために塗布するのがトップコートです。
トップコート自体に防水性はありませんが、表面のトップコートを定期的にメンテナンスすることで屋根を紫外線から守り、防水層を長持ちさせることができます。
豊中市 陸屋根リフォームstep10「完了」
陸屋根の防水リフォーム完了です。
経年劣化により、屋根のいたるところが「雨水の入口」に発展していた屋上の陸屋根。
塩ビシート防水(機械的固定工法)とウレタン防水によって、屋根の防水性が復活しました！
もちろん、施工後の状態を保つためにはプロによる定期的な点検が欠かせません。
また定期的にお伺いさせていただき、無料点検いたします。定期点検前でもご不安ごとやお困りごとがございましたらいつでもご相談くださいね！
豊中市で陸屋根のリフォーム・修理なら私たちにお任せください！
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雨水の流れを知り尽くした屋根工事のプロが、丁寧・確実な施工で屋根機能を復旧いたします。
陸屋根の不具合は雨漏りリスクを高めます
上写真は、今回ご紹介した豊中市での陸屋根リフォームのきっかけとなった雨漏りです。
天井には雨水によるシミが生じています。このように、陸屋根の傷みや劣化は雨漏りに発展しやすいです。
「雨が降るたびに天井にシミが現われる」
このような場合で真上に屋上やベランダ、バルコニーなどの陸屋根が設置されていたら、陸屋根の防水層が劣化により傷んで雨漏りを引き起こしている可能性が高いです。
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